5月29日の猛烈台風の後、すぐに森へ行くと、ななななななんと、観察していたノグチゲラの巣のある木が、巣穴の所からポッキリと折れていた。周辺ではカラスが騒いでいたので、まだヒナがいるのかと思って行ってみたが、どうやらカラスに食べられた後だったようだ。
さらに追い討ちをかけるように6月2日には、猛烈な集中豪雨。お客様を連れて森に入っていたが、林道が川のようになり、危険だったのでツアーは中断。その後はというと、ヤンバルクイナは、あちこちでペアでお出ましに。と、言うことは、暖めていた卵は水没ということか?ヒナを連れて出てくるのを楽しみにしていたのに。
どちらも自然ことなのでしようがないと言えばないのだが、この異常気象は、人間の引き起こした温暖化に寄る人災とも言える。
あまりのショックにしばらくブログを書く気にもなれず、しばらく休止していた。
そうこうするうちに、6月9日に観測以来最速の梅雨明け宣言。どう考えても6月6日には明けていたと言っても良いのでは?
天気も安定して来たので、一人で久しぶりに夜の森に。
まず、最初に迎えてくれたのは、このところのツアーでは全く顔を出してくれなかった、

リュウキュウコノハズクだ。オスメスで飛び回っていた。この写真はメス。
でも、やっぱりコノハズクは少ないようだ。
次は、松の木の枝で寝ていた。

流れのヤンバルクイナ。全く動く気配がなかったので、ゆっくりと撮影させてもらえた。台風の後は、だいぶ森の様子が変わってしまったので、ヤンバルクイナの寝ている姿がなかなか見られなくなった。まあ、けっこうヒナ連れのペアもいるので木に登って寝ないのかも。
水の流れる側溝では、カエルを狙ってやって来たのか、

ヒメハブが泳いでいた。こんなに暑くなってきたのに動いているなんて、よっぽどお腹が空いていたのだろうか?
いつものヤンクイポイントはというと、
台風前は、

こんな、道ばたで親子で羽繕いするヤンバルクイナのほのぼのとする姿が見られたのに、猛烈台風と豪雨のあとは全くヒナの姿が見られなくなり、声すら聞こえなくなった。生き延びてくれていることを望むのだが...。
しばらく、あまり出て来てくれていなかったが、今朝は、

目の前5m程の所で、延々と羽繕い。
挙げ句の果てには、

パタンと座り込んで、居眠りを始めてしまった。ひなたぼっこがよっぽど気持ちよかったようだ。目をつぶって(瞬膜を閉じて?)しばらくすると、カックンとなるのがとてもかわいいのだ。15分程して、急ににわか雨が降り出し、慌てて薮の中に駆け込んだ。こちらも慌てて、機材を車の中に。
久々にゆっくりと観察できたが、このヤンバルクイナがヒナを連れて出て来てくれるのは、いつになるのかな?
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